- 第1
回
7/3 終了 - 第2回
9/17 終了 - 第3回
11/26 終了 - 第4回
12/11 終了 - 第5回 2012年
2/25(土) - 特別実習・初級 3/3(土)
特別実習・上級 3/4(日)
昭和24(1949)年生まれ。
いま、もっとも集中して取り組んでいるのは、宗祖弘法大師のご生涯と初期真言教団の成立過程を解明することです。特に、大師の伝記研究は、史料批判を徹底してやっていくと、従来の大師像とは大きくかけ離れたものとなり、戸惑いを禁じえません。しかし、疑って疑って残ったものが真実の大師であろうと考えます。宗祖がいくら偉大であり素晴らしい思想をもっていたとしても、その教えを後世に伝えようとした弟子たちの尽力がなければ、今日の真言宗はありえなかったといえます。このように考えたとき、9~10世紀の初期真言教団に関する研究は、十全とはいえません。この時代の解明をめざす所以がここにあります。
著書:『弘法大師空海の研究』2006年 吉川弘文館/『弘法大師 伝承と史実 ―絵伝を読み解く―』2008年 朱鷺書房/『弘法大師空海の寺を歩く』(監修・執筆)2007年 JTBパブリッシング
/『あなただけの弘法大師空海』(共著)2001年 小学館
/『真言密教の系譜』(通学制大学院テキスト)2005年 高野山大学
31歳で入唐するまでの空海の足跡で、確実視できるのは5つだけである。15歳でおじに師事し、18歳で大学に入学、まもなく求聞持法と出逢い神秘体験を得、24歳で出家宣言の書『聾瞽指帰』を書き、30歳で正式の僧となった。なぜ、かくも空白だらけなのか。第一は、この空白のいくつかを埋めてみたい。第二は、仏教のなか、最新かつ最高の教えである密蔵(密教)との出逢いと受法の経緯を唐長安に追い、第三には帰朝後の嵯峨天皇・最澄との交友の実像に迫ってみたい。
昭和39(1964)年生まれ。中国思想・日本思想の研究。
著書:『空海全著作を読む 三教指帰』(高野山大学大学院通信教育課程テキスト)/『入門講座 白川静の世界III 思想・歴史』(共著)平凡社
弘法大師は名文家であったと言われます。しかし、現代人にとって、その文章は相当に難解です。古典や仏教の知識に加えて、弘法大師の人間関係などを踏まえなければ、なかなか読むことができません。今回は「野陸州に贈る歌ならびに序」を中心に、訓読で読みます。真言宗は聖俗(清濁)併せ呑む宗派であると言われます。今回読む文章にも、聖なる思想と俗な表現とが混在しています。巧みな言葉づかいの中に、弘法大師の密教思想が含まれていることを読み取っていただければ幸いです。
昭和24(1949)年生まれ。
いま、もっとも集中して取り組んでいるのは、宗祖弘法大師のご生涯と初期真言教団の成立過程を解明することです。特に、大師の伝記研究は、史料批判を徹底してやっていくと、従来の大師像とは大きくかけ離れたものとなり、戸惑いを禁じえません。しかし、疑って疑って残ったものが真実の大師であろうと考えます。宗祖がいくら偉大であり素晴らしい思想をもっていたとしても、その教えを後世に伝えようとした弟子たちの尽力がなければ、今日の真言宗はありえなかったといえます。このように考えたとき、9~10世紀の初期真言教団に関する研究は、十全とはいえません。この時代の解明をめざす所以がここにあります。
著書:『弘法大師空海の研究』2006年 吉川弘文館/『弘法大師 伝承と史実 ―絵伝を読み解く―』2008年 朱鷺書房/『弘法大師空海の寺を歩く』(監修・執筆)2007年 JTBパブリッシング
/『あなただけの弘法大師空海』(共著)2001年 小学館
/『真言密教の系譜』(通学制大学院テキスト)2005年 高野山大学
最澄と袂を別った空海は、弘仁6年(815)師・恵果の遺言を具現すべく、密蔵の流布・定着させる運動を本格的にはじめた。その一翼が高野山の開創である。第一に、開創の経緯と空海にとって高野山はいかなる場所であったかを見ておきたい。第二は、真言宗が公認されたことを物語る東大寺真言院の創建と東寺における足跡を見、第三には、真言宗の永続化を計るため天皇に出された5通の上表文から最晩年の空海の姿を追ってみたい。
昭和20(1945)年生まれ。
空海の詩文・著作から読みとれる生命観について話したい。密教阿闍梨としての空海思想の基底には自然と人間との生命世界と人間との平等の生命思想があることを述べてみたい。
昭和33(1958)年生まれ。
研究分野はインド哲学仏教学、スピリチュアルケアと仏教の融合論。
高野山大学夏季生涯学習講座 in 高野山2005 『紀州熊野説話考』、高野山大学秋季生涯学習講座 in 高野山東京別院2008 『めざめのスピリチュアルケア』その他、高野山真言宗備中支所、高野山真言宗北海道青年教師会、泉州教育再生会議、和歌山県警等において講演多数 。
「いのち」の本源的な意味について、仏教の視座から問いただす作業を行うことによって、釈尊が抱いていた 「いのち」とはいったい何であったかを再考しつつ、弘法大師空海がその独自の思想体系の中で「いのち」をど のように捉えていたかについて、難解な哲学的思弁の領域を超えて、実感・体感できる講演を展開して行きたいと考えています。
昭和14(1939)年生まれ。
1965年大阪大学医学部卒業。同大学精神神経科に3年間勤務し、主に心身医学の臨床と研究に従事。その後3年間、ワシントン大学に留学し、アメリカ精神医学の研修を積む。
1972年帰国し、淀川キリスト教病院に精神神経科を開設。翌年日本で初めてのホスピスプログラムをスタート。その後、同病院にて内科医としての研修を受け、1984年にホスピス開設。副院長、ホスピス長を経て、1993年大阪大学人間科学部教授就任(人間行動学講座)。淀川キリスト教病院名誉ホスピス長。大阪大学定年退官後2004年4月より金城学院大学学長。日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団理事長。日本メノナイト・ブレザレン教団石橋キリスト教会会員。1994年日米医学功労賞、1998年朝日社会福祉賞、2004年保健文化賞受賞。
著書:
『癒しのユーモア』(三輪書店)/『癒しのターミナルケア』(最新医学社)/『ベッドサイドのユーモア学』(メディカ出版)/『定本ホスピス・緩和ケア』(青海社)/『人生の実力』(幻冬舎)/『家族の実力』(幻冬舎)/『いのちに寄り添う。』(KKベストセラーズ) など。
1)物事のプラス面をしっかりと見ることができる
2)自分に不都合なことが起こってもいらだたない
3)決断した結果をよしとする
4)しっかりと人を許せる
5)こころから謝れる
6)こころから感謝できる
7)人をねぎらうことができる
8)ユーモアのセンスを持っている
9)将来の可能性を見ることができる
10)縦の平安を持っている
昭和16(1941)年生まれ。
東北大学・山口大学・高野山大学教授を歴任。
著書:『空海と智の構造』『空海のことばの世界』他多数 。
昭和47(1972)年生まれ。
高野山真言宗僧侶。臨床心理士。専門は臨床心理学。思春期・青年期臨床、ひきこもり支援、自死遺族支援などの相談活動を行っている。また、和歌山県白浜町三段壁付近にて、NPO法人白浜レスキューネットワークの協力会員として、自殺の防止・保護活動を行っている。
仏教では、「貪欲(むさぼり)」・「瞋恚(怒り・憎み)・「愚癡(愚かさ・無知)」を三毒として、強く退けます。これらは、私達の社会の中のいたるところにみられ、特に、怒りや憎しみによって、多くの人が傷つき、また、逆に私達自身が他者に迷惑をかけながら生きているのが現実です。逆にいえば、これらは、私達が生きていく上で、最も退けることが困難なものではないかと思います。少しでもこの三毒から逃れるために、私達が心がけておくべきことについて、仏の教えと臨床現場の知恵をあわせながら、ご一緒に考えていきたいと思います。
昭和47(1972)年生まれ。
著書:『自殺志願者、でも立ち直れる』講談社 2010
自殺を考え悩む人を社会復帰させていくために、どうしても問題になるのがどのような人生を歩んできたかという、その人となりを作ってきた背景だった。それまで培ってきた価値観やものの見方に感化を与えて変化させていかなければ、同じ過ちを繰り返す可能性が高いことから、わたしたちは時間をかけ話し合い、共同生活という枠組みの中に加え一緒に生活することで指導してきた。その実体験を下に、具体的なケースを紹介しながら、伴走者のようにともに生きる中で感じてきた「寄り添う」ということを分かち合いたいと考えています。
昭和47(1972)年生まれ。
高野山真言宗僧侶。臨床心理士。専門は臨床心理学。思春期・青年期臨床、ひきこもり支援、自死遺族支援などの相談活動を行っている。また、和歌山県白浜町三段壁付近にて、NPO法人白浜レスキューネットワークの協力会員として、自殺の防止・保護活動を行っている。
自身の人生に終止符を打とうと考え、自殺の名所と言われる三段壁を訪れる方々が後を絶ちません。自殺を考えるまでに至るには、多くの社会的・経済的な要因、個人の価値観、生い立ちなど様々な要因が複雑に絡み合っています。私たちは、誕生から、そして、いのちがなくなる日まで様々な体験をし、肉体と心に記憶を刻み、一つの人生の物語を作りながら生きていきます。そして、その物語を演じながら生きていきます。臨床心理学的な観点を交えながら、保護活動で出合った様々な物語をお伝えしながら、いのちを生かすことのできる私達の社会の在り方、個人の在り方をご一緒に考えていきたいと思います。
昭和36(1961)年生まれ。
密教事相(実践分野)の研究。
著書:『真言宗の法式』乾坤(斎々坊)/真言口訣大系『別行次第秘記』(四季社)など。

HOME
高野山大学 いのちのセミナー